ひかげ読書

本と漫画と時々色々

2021-01-01から1年間の記事一覧

「何もかも、本当に馬鹿みたいだ」 ボラード病/吉村萬壱

吉村萬壱作品に初めて触れたのは「臣女」だったかな。 本屋で平積みになっているのが気になって、事前知識無しに読んだらなかなかすごい作品でしたわ。よく分からなかったはずなのになぜか読むのをやめる気になれず続いて手に取ったのがこちらでした。

2021年上半期に読んだ本ベスト5

大雨が続きますね。自分の地元も朝から全国区のニュースに出ていたりと色々心配になります。 自分は昨年、結婚と共に今の場所に引っ越してきたわけですが、家から徒歩5分の所に市立図書館があります。まーーーこれが大変便利。読書沼にすっかりはまりました…

「ぼくは一生君から離れない」 ロートレック荘事件/筒井康隆

最近TikTokの影響で「残像に口紅を」がめちゃバズっているらしいですね。 アメトーークでプチバズが起こり、令和の世に再び沸騰するとは恐ろしき筒井康隆。 読もう読もうと思っていてまだ読んでないんですけどね。 というわけで今回は「ロートレック荘事件」…

「10人産んだら、1人殺せる」 殺人出産/村田沙耶香

ひとまず片っ端から好きな作家さんの作品を一つずつ紹介していこうという気概でやっております!これが途切れたときにさぼらないといいですね(他人事 芥川賞を受賞した「コンビニ人間」で知られる村田沙耶香さん。コンビニ人間の異様さに取り憑かれてあほみ…

「極上の羊を狩って参ります」 儚い羊たちの祝宴/米澤穂信

今でも好きだが、一時期「イヤミス」「後味が悪い」の検索ワードを多用して次に読む本を決めていた時期がありました。たぶん大学入ってすぐぐらい。 そのときにやたら名前が挙がっていたのがこちらの作品。 米澤穂信と言えばアニメや実写映画にもなった「氷…

「ある夏の日、私は死んだ」 夏と花火と私の死体/乙一

中学一年の時、作家乙一に出会いました。 その頃から私的作家ランキングの不動の一位です。大好き。 出会いは「君にしか聞こえない CALLING YOU」ですが、夏だしデビュー作なので記念すべき投稿一作目はこちらにしました。 たしか二作目に読んだのが「夏と花…

本ばかりの毎日

近所に図書館があるおかげで、ここ一年の読書人生に拍車がかかりました。 はじめまして、カゲンと申します。 インスタで、ほぼリアルタイム投稿の読書記録を初めて早8ヶ月。 もうちょっとちゃんとした文章書くことも大事なのではないかなと思いまして今回ブ…