ひかげ読書

本と漫画と時々色々

2021年9月に読んだ本

10月になりましたね。涼しいんだがどうなんだかよく分かりませんが私は元気です。

明日はファイザーワクチン1回目。ポカリの準備はいいか!?

 

月が代わったので読んだ本の中で面白かったものを2作紹介しつつ、記録用に全部書き出します。見づらい!!

2021年9月 25冊

①青の炎/貴志祐介

今更ながら読みました。なによこんなにいい作品なんて知らなかったぞ。

家に住み着いた離婚した義父を殺害するために完全犯罪を目論む高校生の秀一が犯罪を隠すために嘘を重ね罪を重ねていく。

家族を守るためにひたすら孤独に奮闘する秀一頑張りすぎだ...いいから誰かに話せ...。

クラスメイトの紀子みたいなキャラはいらんことに突っ込むウザいタイプかと思ったらめちゃくちゃいい子でしたごめんなさい。

ラスト3ページは今まで読んだ本で1番好きかもしれん。爽やかな青空と最後の1行。最高でした。

 

②肉食屋敷/小林泰三

小林泰三は「玩具修理者」で初めて出会い、みんな大好き「酔歩する男」に度肝抜かれました。無限ループって怖くね?

アンソロジー恐怖を読んで久しぶりにしっかり浸りたくなってKindleでぽちったのがこちら肉食屋敷。4作の短編集でどれもゾワゾワする怖さがたまらん。

表題作の肉食屋敷はSFホラー。どこまでも逃げられないし、そもそも世界はじきにあれに浸食されるんだね...いい終わり。

今後もミステリホラーを貪っていきたいと思います。

 

大人になったら、/畑野智美

青の炎/貴志祐介

センセイの鞄/川上弘美

叙述トリック短編集/似鳥鶏

神様の罠/アンソロジー

カモフラージュ/松井玲奈

純喫茶トルンカ/八木沢里志

余命10年/小坂流加

しろいろの街の、その骨の体温の/村田沙耶香

殺した夫が帰ってきました/桜井美奈

郵便屋/芹沢準

すべてがFになる/森博嗣

さむけ/アンソロジー

暗色コメディ/連城三紀彦

恐怖角川ホラー文庫ベストセレクション/アンソロジー

肉食屋敷/小林泰三

禁じられた遊び/清水カルマ

暗殺競売/曽根圭介

むかしむかしあるところに、死体がありました。/青柳碧人

日常の謎/アンソロジー

夫の骨/矢樹純

美神解体/篠田節子

困った死体/浅暮三文

D-ブリッジテープ/ 沙藤一樹

悪夢喰らい/夢枕獏