「ニューヨークに行きたいかー!!」 ナナマルサンバツ/杉基イクラ
昔からクイズ番組が好きでした。
マジカル頭脳パワー、天才クイズ、IQサプリ、ヘキサゴンなどなど。意外と知識欲が旺盛らしく最近ではYouTubeのQuiz Knockにどハマりしてます。推しはナイスガイの須貝。
で、割と最近なんですけど読みましたナナマルサンバツ。最初5巻まで買って読んだら一気に最後まで買っちゃいましたよね…クソ熱すぎる。かっこいい。感動する。
【あらすじ】
高校一年生の越山織は新入生歓迎会のクイズ研究会によるクイズ大会に参加することになり、そこで競技クイズの楽しさを知る。クラスメイトの深見、井上と共にクイズ研究会に入り唯一の先輩である笹島と共にクイズにのめり込んでいく。
【感想】
いやーーー本当に熱い。こんなに熱い漫画があるのかと思うぐらい熱い。
高校生クイズも昔から大好きな番組なので(最近のは…ごにょごにょ)競技クイズがどんなのかは知ってましたが、こんなに戦術や戦略などがあるとは。
キャラも高校ごとに個性が強く、どの高校も推しになってしまう。困る。でも推しは芦屋さん。
どこかで文化系バトル漫画と評されていたが、それぐらい競技クイズは知識と知識の殴り合い。しかも作中のキャラはそれぞれ因縁のあるライバル関係が多く見られ、それらの背景も感じながら読むとなおワクワクして読める。
識は初めて参加した例会(複数校が集まってのクイズ大会)で最大のライバルとなる御来屋と出会う。最初は眼中にも入れられてなかったが、徐々にライバルと認められ最後には直接対決の大舞台。心臓ばっくばくで見届けました...超良かった...。
胸熱展開だらけの作品ですが、一番好きなシーンはやはり全国大会後。ある人がいなくなってからのクイズ研究会の自分たちだけで前に進んでいく成長。そして最終話が1話を踏襲しているあの場面。識...お前成長したなぁ!!!
ゴリゴリの競技クイズをみんなに見てほしいです。楽しいぞ!クイズ!!